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岳窯【よし野】
¥6,600
「桜前線を思わせる貫入の粋」 東北出身の岳窯・照井さんが焼き物作りを極めるために有田に移り住んで約50年。2016年に温暖な佐賀を40年ぶりに襲った大寒波もなんのその。「向こうの冬はこんなもんじゃないですよ」と余裕顔。 雪に馴染んだ照井さんが表現した「よし野」は、まるで春を待ち焦がれるかのように、白磁に吉野桜を思わせる紅貫入を走らせた品格漂う作品。理想の貫入の表情が出るよう、釉薬や土の調整にも気を配った。女性の手にフィットする丸みを帯びた形状も、照井さんが長年向き合ってきたろくろで微細に成形調整を加えながら完成に至った。 雪が解け、霞や雲の白い世界から覗く桜の花びらが、華やかに輝く女性の美しい姿にもなぞらえられる。薫る季節にふさわしく、春らしい香りを放つフルーティな日本酒を合わせてみたい。 サイズ(直径×高さ)約60mm×約40mm 容量(満水)約80ml ※商品の特性によって、色・サイズなど個体差が生じることがあります。 商品の発送は「有限会社 金照堂」が行います。
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岳窯【月沙天目(げっさてんもく)】
¥11,000
「その一献に広がる天体模様」 表面に太陽の光やスポットライトを当ててみてください。銀の結晶の中にさらに金の細粒が現れます。 この金銀砂が輝く様子をイメージして「月沙天目」(げっさてんもく)と名付けました」。 漆黒の地は天空の夜空、金銀に輝く様は、宇宙遊覧しているかのような幻想的な世界。微細な砂が幾重にも層をなしているかのように見える。 岳窯の照井さんは、成形から焼成まで一つ一つ手づくりで挑んだ。「ターゲットを想定する今回のプロジェクトは、色々な声を聞きながら進めることができ、気持ち的に作陶に専念でき た」という。 本焼成にて80時間もの間、窯を焚き続けることによってできる「時空の為す技」と、岳窯の照井さんのインスピレーションによる「成形の為す技」が織りなす響宴を美酒と共に愉しみたい。 サイズ(直径×高さ)約60mm×約55mm 容量(満水)約70ml ※商品の特性によって、色・サイズなど個体差が生じることがあります。 商品の発送は「有限会社 金照堂」が行います。